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足を踏み外し左手を突いて転倒された79際の患者様

  • 2017年09月27日

今回は当院に来院された症例の肘部の骨折の中から尺骨単独骨折についてお話し様と思います。

症例

79歳女性。6/24自宅にて階段を上っていた所、足を踏み外し左手を突いて転倒。同日当院へ来院されました。

来院当初本人は、痛みで腕が挙がらない事を訴えていて手首を掴んで腕を支えて腕が揺れないようにしていました。

初検にて、本人は肩の痛みが強く肘の方は痛みを訴えていなかったのですが、左肘部の腫脹が激しく肘部の動作時痛が診られた為、レントゲン検査を依頼した所尺骨単独骨折が診られました。

左肩関節の痛みは手をついて転倒したため前方脱臼していて腕が拳上出来なかった事が原因でした。

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当院にて肩関節脱臼の整復をした後、腕尺関節の脱臼が診られたため総合病院に紹介依頼を行いました。

ご年齢のことも考えて素早い処置を行うようにしております。