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子供の脱臼!肘内障について

  • 2021年10月26日

子供の肘が外れた。

手を引っ張ると肘が外れる。

こんな事を聞いた事はありませんか?

今日は子供の脱臼、肘内障についてお話いたします。

 

肘内障はなんで起こるの?

肘内障は6歳までの子供ならだれでも起こる可能性があります。

上図の通り輪状靭帯が橈骨頭から外れてしまうと起こります。

6歳までは橈骨頭がまだしっかり出来ておらず輪状靭帯が収まるくびれがないため簡単に外れてしまいます。

 

肘内障を起こさないようにするには?

輪状靭帯は外れやすく角度によってはすぐに外れてしまいますので注意が必要です。

  • 手を引っ張りすぎないようにする事
  • 服を脱がせるときに腕はちゃんと袖から抜けているか確認する事

まれに転倒や寝返りなどでも起こりますが一番多いのは上記の内容になります。

 

肘内障になってるか確かめる

肘内障になったと見分ける方法で簡単なのは、腕の動きです。

  • 肘を曲げない
  • 腕を上げない
  • 肘を押さえる、支える
  • 触ろうとすると泣く、逃げる

上記の行動をとる場合は肘内障になっている可能性が高いです。

 

肘内障になったら

すぐに病院又は接骨院へ行きましょう。すぐに整復してもらえます。

外れやすい分ハマりやすいのも特徴の一つです。

自然にハマってしまう事もあります。

ハマったかの確かめ方

  • バイバイができる
  • 手を挙げる
  • お母さんなどにしがみつける
  • 肘を曲げる

上記の動作が出来れば泣いていたとしてもハマっていますのでしばらくすれば落ち着くでしょう。

 

肘内障は外れる子はしょっちゅう外れます、行きつけの病院を作っておくことが重要です。