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膝の裏が痛くて腫れている~靭帯偏~

  • 2021年09月07日

前回膝の裏の痛みについてお話いたしました。

今回は、その続きとなりますので概要などをは前回を読んでから方が分かると思います。

膝の裏が痛くて腫れている場合の原因として考えられるものとして

 

①膝裏の筋の肉離れや捻挫の可能性

 痛い部位に腫れと熱感があり動かすと腫れがある部位に痛みがある場合。

後十字靭帯の捻挫の可能性

膝を強打した又はタックルを受けたなど外傷の覚えがあり、膝全体に水が溜まっている場合。

ベーカー嚢腫(のうしゅ)の可能性

膝の裏側がポコッと腫れていて正座すると何かが挟まった様な違和感や膝を伸ばしたりした時に痛みがある場合。

 

大きく3つの可能性があるとお話いたしました。

今回はその中の、後十字靭帯捻挫についてお話いたします。

 (図 http://arbor.life.coocan.jp/13koujujijintaisonshou.html 参照)

後十字靭帯の損傷する原因は膝をぶつける事です。

  • 転倒して硬いコンクリートなどでぶつける。
  • 事故などでダッシュボードに膝をぶつける。
  • スポーツでタックルを受ける。(アメフト、ラグビーなど)

 

後十字靭帯を損傷した場合は、上記の図のようにお皿の下がへこむのが特徴ですが、損傷が軽い場合でない事もあります。

症状や痛みが少ないため単独の損傷だと見逃しが多くグラつき感が残ってしまう事もあるので注意が必要です。

膝が後ろにゆるみがある場合は、痛みや腫れが小さいからと言って甘く見ることはせずにしっかりリハビリをする事をお勧めします。

治療としましては、ゆるみがひどいものに関しては手術療法がメインとなりますが、あまりゆるみがない場合は3~4週のリハビリをお勧めします。