ブログ

産後の手首の腱鞘炎は長引くので注意!!

  • 2021年12月06日

腱鞘炎と言う言葉は皆様聞いた事があると思います。

ですが、産後ほど腱鞘炎になりやすい事やその腱鞘炎が改善しづらい事は知らない方も多いと思います。

今回は産後の腱鞘炎がなりやすくまた、改善しにいのかお話したいと思います。

 

炎症炎とは

手首や指などを使いすぎると腱鞘と言うトンネルで腱が擦れてしまい炎症が起こる事を一般的に言います。

腱鞘炎の簡単な見分け方として下記の通りフィンケルシュタインテストと言うものがあります。

痛みが誘発されれば陽性です。

 

腱鞘炎の症状は大きく6つに分類されます。

  • レベル1
    前腕にだるさがあり、動かし辛い突っ張り感がある場合。
  • レベル2
    手関節使用時に痛みが瞬間的に走ります。
  • レベル3
    使用時に痛むのはもちろん、使用後もズキズキと痛み場合によっては熱感も伴います。
  • レベル4
    ボタン止めや料理中など特定の動作をすると日常的に痛みを伴います。
  • レベル5
    常に痛みがあり何をしても痛い。日常生活に支障が出でお箸を使うのも難儀します。
  • レベル6
    安静時など、動かしてなくても痛い。

 

レベル4あたりまで来ると回復まで半年かかる場合もあります。

 

産後はどうして回復しづらいの?

まずは、首の座っていないお子様のお世話をしなければならず手首を酷使する事が一番の原因です。

首が座ると痛みが落ち着いて来る方もいます。

 

悪化しないために気を付ける事

  • 医者に診せてリハビリをする
  • サポーターをつける
  • 手首を使わないように心がける
  • 箸ではなくスプーンやフォークを使う
  • 重いものを持たない
  • 包丁ではなくピーラーを使う
  • 手首だけでなく腕全体を使用する

 

腱鞘炎は厄介な症状です。

なるべく早い段階で治療する事をおススメいたします。